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導入事例

神戸学院大学様のご導入例

信頼関係をつくりあげるツール

教育とは、知識を詰め込むことではない。あらゆる情報が容易に手に入るこの時代、ほとんどの専門職に必要な情報は教室に行かなくとも学ぶことができる。ではなぜいまだに教師と学生が面と向かって学んでいくスタイルが大学でとられているのだろうか。

それは人間が育つには人の熱意に触れることが必要だからであり、教える者と学ぶ者との信頼関係が必要だからである。つまり、人は、人によってのみ育つ。

 

「学生が教員の熱意を感じてくれる」。dotCampus を使って7年になる神戸学院大学薬学部の李英培教授はそう述懐する。「学生との信頼関係が dotCampus でできているんです」。学生と教員との間に信頼関係ができることで、学生に自主的に学ぼうとする姿勢が育っていくと教授は感じている。

学生の自己反省・自己評価を引き出す

dotCampus の機能を全て使いこなすには多少の熟練 が必要になることは事実だと、李教授は言う。し かし、全機能を使わなくても、掲示板だけでも十 分に利用する価値があると、教授は指摘する。ま Naviなど様々な機能が教授には不可欠ではあるが 、そのせいで敷居が高いと感じる教員もいると、 教授は見ている。 dotCampus では、初期設定を掲示 板などの最小機能に絞ることも可能になっている 。まずはこの最小機能で利用してみるのもいいか もしれない。

もちろん、dotCampus のようなツールを導入すれば直ちに信頼関係が生まれるわけではない。信頼関係の構築の鍵を、李教授はこう話す。例えば単純な掲示板の利用においても、「学生はレスポンスが早いですけど、教師の側のレスポンスが遅くなるとうまく活用できなくなります。私は2〜3時間おきに見るようにしていますけれど、そうしないと学生も教師もお互いにノってこないですね」教員側の相応の努力がなければ、学生はそっぽを向く。

dotCampus には、各投稿の閲覧数がカウントできる機能が標準で備えられており、掲示板でどんなトピックが多くの学生に注目されているのかを教員が容易に見つけることができる。教える側の熱意がストレートに伝わることが、一目でわかるのである。

しかし、教員に熱意があれば、それは必ず学生に伝わる。「授業が終わった後できるだけ質問の時間をとるようにしていますけど、短い時間でどうしても限界がある。dotCampus だと夜中の12時や1時でも復習中に質問ができる。それも、自分で考えてみて、質問するんです」。

同じ神戸学院大学薬学部の有瀬キャンパスで1年生の指導にあたる山岡由美子教授は、学生の「学習のプロセスを大事にしてあげたいですね」と強調する。教授が担当する「演習実習」では、薬剤師としての基礎を学ぶ。見学、調査、体験、ディベート、ロールプレイなど、アクティブな学習が盛りだくさんである。身体や手を動かし、顔を突き合わせて話し合うその活動を支えているのが dotCampus のシステム。

「同じことを紙媒体でやることになったら、集計はどうするの?とか、パニックになりますよ」と、山岡教授は笑う。一見したところ非常に伝統的なスタイルで行われているこの演習を、dotCampus は陰で支えている。

それは、教える側の作業性だけの問題ではない。「教員へのフィードバックももちろんですけれど、学生が自分自身にフィードバックをかけることがとても大事なのです。自己反省、自己評価が次の学習につながる」。教授のスタイルは、学生が自分自身で考えることを重視する教育。「そこにマッチしているということかな」と、山岡教授は考えている。そして、「こういうツールがなければこういう形態の教育は不可能かもしれませんね」と付け加えた。

人を理解するために

薬学部では、講義に対する学生の感想を dotCampus のアンケート機能を利用して集 計している。これは回答側にもリアルタイムで集計の途中経過がわかるし、その 集計をフィードバックしてさらに改善の度合いを評価してもらうこともできる。 ときには教員に対する厳しい評価やコメントが寄せられることもあるが、機械的 に回答されることの多い学生満足度調査よりもこのアンケート結果が有益なのは 言うまでもない。そして、この統計結果は、学外に提示する資料としても説得力 が大きいものなのである。dotCampus は、学生教育支援ツールであるだけでなく、 教員クォリティ改善ツールとしても活用されている。

dotCampus は、人間と人間をつなぐツールなのである。「基礎情報処理」も担当する山岡教授は、「薬剤師の仕事の基礎は人を理解することなんです。基礎情報処理では徹底してマナーを教えますが、それは人を理解することにつながっていくんですね」と語っている。

同じことを、李教授はこんなふうにまとめた。「他の先生にも勧めたいのは、やっぱり学生の理解度がわかるからなんです。学生の気持ちがわかる。やっぱりこの教育スタイルは、dotCampus でなければできないですね。もちろん、この機能が全部あるなら他のツールでもいいんですけれど」。教授の笑顔が dotCampus を導入する理由をすべて語っているように思えた。